「仕事も育児も介護も、全部は回らない」
そう感じている方に、正直な体験談をお伝えします。
私(けいすけ)は、理学療法士の仕事・大家業・3人の子育てを抱えていて、とにかく時間が足りません。そんな中で実際に使ってみたのが、家事代行サービスのカジー(CaSy)です。
結論から言うと、「お金で時間を買う」感覚で、使ってよかったと感じています。一方で「正直ちょっと高いな」と思った部分もあります。
この記事では、よくある宣伝記事ではなく、実際に使った本音をお伝えします。そして、PT(理学療法士)として在宅介護の現場を見てきた立場から、「介護で疲れている家族」にこそ知ってほしいという視点も添えます。
この記事でわかること:
- カジー(CaSy)で実際に何を頼んだか
- 使って一番よかったこと・いまいちだったこと
- 正直な料金感
- 介護・育児で手が回らない家族に向いている理由
カジー(CaSy)とは
カジー(CaSy)は、掃除や料理を代わりにやってくれる家事代行サービスです。スマホやパソコンから予約でき、スタッフが自宅に来て家事をしてくれます。
家事代行というと「お金持ちが使うもの」というイメージがあるかもしれませんが、カジーは1時間あたりの料金が業界でも安い水準で、共働き世帯や子育て家庭にも広がっています。
私が頼んだのは、主に次の2つです。
- 料理:作り置きのおかずをまとめて作ってもらう
- 掃除:水回り・床・部屋の掃除
使って一番よかったこと——「時間が生まれる」
正直に言うと、メリットはこれに尽きます。
自分や家族の時間が、まるごと空く。
たとえば料理の作り置きを頼むと、その時間に子どもと遊んだり、仕事を片付けたり、ゆっくり休んだりできます。掃除も同じで、「やらなきゃ」と気になっていた水回りがきれいになるだけで、気持ちまで軽くなりました。
家事は「やって当たり前」と思われがちですが、実際には毎日かなりの時間とエネルギーを奪っています。それを誰かに任せられると、生活全体に余裕が生まれる——これが一番の収穫でした。
特に、料理と掃除という「毎日終わらない2大家事」を外注できたのは大きかったです。
正直、いまいちだった点——「やや高い」
良いことばかり書くと宣伝になってしまうので、正直なところも書きます。
料金は、やや高いと感じました。
もちろん「業界では安い水準」なのは事実ですが、それでも毎回・毎週となると、それなりの出費になります。「家事をやってもらえる」価値は確かにあるものの、家計に余裕がないと「毎週は厳しいな」というのが本音です。
私の使い方としては、「毎週ではなく、忙しい時期にスポットで頼む」のが現実的だと感じました。たとえば、仕事が立て込む週、体調を崩したとき、来客前など——ここぞというときに使うと、コスパよく「時間」と「余裕」を買えます。
それでも「また使いたい」と思う理由
料金面の本音はありつつ、「また使いたいか?」と聞かれたら、答えはイエスです。
理由はシンプルで、お金では取り戻せない「時間」と「心の余裕」が手に入るから。
家事に追われてイライラしたり、休めなかったりするくらいなら、たまにお金を払って外注したほうが、家族みんなが穏やかでいられる——そう実感しました。
「全部を完璧に自分でやる」必要はない、と肩の力が抜けたのも良かった点です。
PTとして思う——「介護で疲れている家族」にこそ
ここからは、理学療法士として在宅介護の現場を10年以上見てきた立場からの意見です。
訪問リハビリで多くのご家庭に伺ってきて、強く感じるのは——
介護をしている家族は、自分の家事まで手が回らなくなって、どんどん疲弊していくということです。
- 親の介護
- 自分の家の家事
- 仕事や育児
これを全部ひとりで抱えると、介護する側が先に倒れてしまうケースを何度も見てきました。「介護うつ」「共倒れ」は決して他人事ではありません。
そんなとき、家事代行で「自分の家の家事」だけでも外注するのは、とても現実的な選択肢です。介護そのものは家事代行では代われませんが、家事の負担を減らすだけで、介護に向ける余力が生まれます。
「家事代行なんて贅沢」と思わず、自分(介護者)を守るための投資と考えてみてほしいのです。
🩺 在宅の現場では「親のために」とがんばりすぎて、自分の生活がボロボロになっている家族をよく見ます。倒れてしまっては元も子もありません。使えるサービスは使って、まず介護する人自身の余裕を確保することが、結局は長く介護を続けるコツです。
介護保険のヘルパーと家事代行は「別物」——意外と知られていない使い分け
ここはPTとして特に強調したいポイントです。
「親の介護なら、介護保険のヘルパー(訪問介護)に家事を頼めばいいのでは?」と思う方が多いのですが、介護保険のヘルパーと家事代行は、できることがまったく違います。
介護保険のヘルパー(生活援助)は「要介護者本人」のためだけ
訪問介護の「生活援助」(調理・掃除・洗濯など)は、あくまで要介護者本人の生活を支えるためのものです。
そのため、次のようなことは介護保険では原則できません。
- 同居している家族の分の食事を作る
- 家族も使う部屋(リビング・共用部分)の掃除
- 本人が使わない場所の片付け
さらに、同居家族がいる場合は、生活援助そのものが原則使えないこともあります(「家事は家族が担えるはず」とみなされるため)。家族が病気・高齢・就労などで本当に手が回らない場合に、市区町村の判断で例外的に認められるかどうか、という扱いです。
だから「介護者自身の家事」は家事代行で補う
つまり——
- 要介護者本人の生活援助 → 介護保険のヘルパー
- 介護している家族(あなた)自身の家事・家全体の家事 → 介護保険ではカバーされない
この「すき間」を埋めるのが、家事代行です。
「親にはヘルパーさんに来てもらいつつ、自分の家の食事や掃除は家事代行に頼む」——この組み合わせが、介護する人の負担を本当の意味で軽くする現実的な形だと、現場を見てきて感じます。
介護保険で何でも頼めると誤解して「ヘルパーさんに自分の分もお願いできない」と消耗してしまう前に、「制度でできること」と「自費の家事代行で補うこと」を分けて考えると、ぐっと楽になります。
こんな人に向いている
実際に使ってみて、特に向いていると感じたのはこんな方です。
- 共働き・子育てで時間がまったく足りない
- 親の介護と自分の生活の両立で疲れている
- 体調を崩していて家事がつらい
- 「毎週」ではなく「忙しい時期だけ」スポットで頼みたい
逆に、「時間に余裕があって家事も苦でない」という方には、料金面で割高に感じるかもしれません。自分の状況に合わせて、使うタイミングを選ぶのがコツです。
まとめ
- カジー(CaSy)で料理・掃除を頼んだ結果、一番のメリットは「時間が生まれる」こと
- 料金は正直やや高め。毎週より「忙しい時期にスポット」が現実的
- それでも「心の余裕」が買えるので、また使いたいと感じた
- 特に介護・育児で手が回らない家族にこそ、自分を守る投資として検討してほしい
家事を全部ひとりで完璧にこなす必要はありません。「お金で時間と余裕を買う」という選択肢を持っておくだけで、気持ちがずいぶん楽になります。
まずは「忙しい1回」だけでも試してみると、その価値が実感できるはずです。
→ 料金やサービス内容を見てみる:家事代行カジー(CaSy)公式サイト![]()
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※はじめての方向けのお試しプランがある時期もあります。最新の料金・対応エリアは公式サイトでご確認ください。
著者プロフィール けいすけ / 理学療法士(訪問リハビリ歴10年以上)× 宅地建物取引士 × 賃貸不動産経営管理士 × 11期目の大家。医療と不動産、両方の現場から「親の家、どうする?」を考えます。
📖 Kindle本:『訪問リハビリで見た、老後の住まいの「正解」と「嘘」』(¥500 / KU読み放題対象)
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