このサイトについて・運営者紹介
運営者プロフィール
大学生時代にヘルパー2級を取得し、PT養成校に進んでからは療養型病院やデイサービスでアルバイトを経験しました。早いうちから現場に触れたことで、「医療と生活は切り離せない」という感覚が自然と身についていきました。
地主家系に生まれ、現在はマンション・アパート・保育園・戸建て2棟・駐車場の管理に携わりながら、パートで理学療法士も続けています。
訪問リハビリでは10年以上にわたり、毎日のように患者さんの「実家」に上がらせてもらってきました。家の中を歩き、家族の会話を聞き、介護が始まる現場を何度も見てきました。
その中で忘れられないのは、訪問中に何度か遭遇した光景です。突然かかってきた「おれおれ詐欺」の電話、玄関先に現れた怪しい修理業者の営業——高齢者の自宅には、外からのリスクが想像以上に多く忍び込んでいます。本人は気づいていないことも多く、家族が知らないうちに被害が進んでいるケースもありました。
「実家問題」は、不動産や介護だけではありません。身近に潜む危険から親を守るための知識も、その一部だと感じています。
そこで気づいたのは、「実家問題」は介護だけでも、不動産だけでもないということ。医療と不動産が複雑に絡み合っていて、どちらか一方の知識だけでは太刀打ちできない。
なぜ宅建と賃貸不動産経営管理士を取ったのか
地主家系として不動産の世界は身近でしたが、祖父の代の相続を遠目に見ていたとき、大人たちが険しい顔で話し合う場面を何度か目にしました。不動産が絡むと、家族の関係が変わる。子どもながらにそれを感じました。
その後、不動産の売却に間接的に関わる機会があり、また利用者さんを通じて施設選びの現場も経験しました。そのたびに感じたのは、「相手の話の意味がわからないまま動くのは怖い」ということ。
不動産の世界は、医療の世界とは商慣習や交渉の作法がかなり違います。専門用語や業界の常識が会話の前提になっていて、それを知らないままでは、相手が何を言っているのかすらピンと来ないことがある。悪意があるわけではなくても、知っている側と知らない側では、受け取れる情報量が変わってくる——そう感じた場面が何度かありました。
だから資格の勉強を始めたのは、合格証書が欲しかったからというより、「相手の言っていることの意味がわかるようになりたかった」からです。振り返ると、合格できたことより、勉強の過程で得た知識の方が、日常でずっと役に立っています。極論、試験に受からなかったとしても、勉強した内容は自分の中に残る。資格取得の目的は知識を得ることであって、合格証書を持つことではない——そういう感覚で取り組んできました。
資格を取るだけでなく、大家の会にも積極的に参加してきました。本で学ぶことと、現場の大家同士が話す「リアルな失敗談や知恵」は、まったく別物です。大家の会を通じて、不動産業者・建築関係者・税理士といった専門家との関わりも持ってきました。そこで得た「業界の内側にいる人間の本音」が、このサイトの記事の土台になっています。
さらに、FP(ファイナンシャルプランナー)と簿記の勉強を通じて、会計・税金まわりの基礎知識も身につけました。不動産の判断には、税務の視点が欠かせません。「売ったらいくら手元に残るのか」「相続税はどう変わるのか」——そこまで自分で考えられるようにしておくことが、専門家に相談する前の土台になると思っています。
ただし、専門家に任せた方がいい場面はもちろんあります。税務は税理士に、法律は弁護士に、医療判断は医師に——それは変わりません。大切なのは「丸投げしないこと」ではなく、「任せるべき場面を自分で判断できること」と「相場感や業界の常識を知っておくこと」です。その見極めができれば、専門家はむしろ強力な味方になります。
このサイトで書いていること
「親の家、どうする?」というテーマのもと、以下のカテゴリで記事を書いています。
- 介護リフォーム——訪問リハビリの現場から見た、住まいの安全と改修の実際
- 売却——査定・業者選び・売却プロセスを、業者の論理を知った上で解説
- 賃貸——大家として管理する側の視点から、賃貸転用のリアルを語る
- 空き家——複数物件を管理してきた経験から、放置のリスクと対策を解説
- 相続——身内の相続を経験した視点と、専門家との連携の仕方
- 同居・二世帯——医療と不動産の両面から、現実的な選択肢を整理
記事の執筆方針
このサイトの記事は、業者の営業トークではなく、判断材料を提供することを目的に書いています。
アフィリエイトリンク(紹介料が発生するリンク)を掲載している記事もありますが、紹介しているサービスは「知識を持った上で活用すれば有効なもの」に限っています。読者の方が業者と対等に交渉できるよう、デメリットや注意点も含めて正直に書くことを方針としています。
税務・法律・医療に関する個別の判断は、税理士・弁護士・医師などの専門家にご相談ください。
著書
📖 『あなたの腰痛、合う運動が違います——訪問リハビリ10年の理学療法士が教える、4タイプ別・自宅ストレッチ』(Kindle出版・¥500 / KU読み放題対象)
📖 『訪問リハビリで見た、老後の住まいの「正解」と「嘘」』(Kindle出版・¥500 / KU読み放題対象)
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